犬のしつけ、無駄吠えをやめさせる方法3選!飼っているチワワで実践した方法

しつけ

犬が家や外で無駄吠えでしつけに困っている。。なんとかやめさせたい。。
本記事では、そんな方向けに無駄吠え対策のしつけを3つ紹介します。

(*)本ブログでは我が家で飼っているチワワ(2020/6/7誕生、雄、生後1年後に去勢済)を基にしています。本記事は一例の参考となりますことをあらかじめご了承願います。

無駄吠えの種類

一言で無駄吠えと言っても、状況によって吠えている理由が違います。
そのため、それぞれにしつけの方法が違ってきます。
まずは犬がいつ、どんな時に吠えているかをよく観察して、しつけ方法を決めましょう。
無駄吠えの種類は主に次の3つです。

要求吠え

例えば、ごはんやおやつが欲しくて吠える。
散歩に行きたい、飼い主にどこかに行って欲しくない、おもちゃで遊んで欲しい。
このように、犬が吠えている相手に対して何かして欲しいと要求している時に起きる吠えです。

警戒吠え

例えば、玄関のチャイム、来客で吠える。
散歩中に他の犬に、はたまた乳母車などの珍しいアイテムを持っている人などに吠える。
このように自分のテリトリーを脅かされる!と犬が思う瞬間や、見慣れないものに恐怖を感じた時に起きる吠えです。

不安吠え

例えば、飼い主がいない留守番のときに吠える。
飼い主が見えない、慣れない場所で不安。
このように、犬が不安を感じている時に起きる吠えです。

無駄吠え1:要求吠えへの対策

吠えている時は無視です。
ごはんが欲しい!と吠えている時にごはんをあげると犬の頭の中は
吠える→ごはんがもらえる
という思考が出来上がってしまいます。
従って、吠えている間は無視して、犬が吠えても無駄だと諦めたら、吠えていない時にごはんをあげてください。
ご飯を与える前に「おすわり」などの指示をいっかい挟むとより良いです。
吠える→無視(ごはんがもらえない)
吠えない(指示に従う)→ごはんがもらえる
という思考を犬に学習させる必要があります。
要求吠えは要求に応えれば答えるほど強化されていきます。
最初はなかなか吠えやまないかもしれませんが、辛抱強く吠え止むのを待ちましょう。
先にこちらが折れてしまうと水の泡、それどころか悪化していく一方になります。

無駄吠え2:警戒吠えへの対策

吠える前におやつをあげる。
警戒吠えは無視では対応すること無理です。
例として、来客(配達員)に吠えたとします。
来客(配達員)は荷物を渡したらすぐに帰ってしまいます。この間に犬が警戒吠えをしていた場合、
来客(配達員)がくる→吠える→来客(配達員)がいなくなる
という流れができてしまい、犬は吠えたことによって来客(配達員)を撃退できたと学習してしまうわけです。散歩中の人や通行人も同じで、
対象がくる→吠える→対象がどこかへ行く
で犬にとって撃退の成功体験として吠えが強化されてしまいます。
なので飼い主が犬より早く対象を見つけ、犬が吠える前におやつをあげる必要があります。
これにより
対象がくる→おやつがもらえる→吠えない→おやつがもらえる→対象がどこかへ行く→おやつがもらえる
といった流れになり、対象がくるといいこと(おやつがもらえる)がある、と学習していき警戒が解かれていきます。
可能であれば、対象の人物からおやつをもらうというのもありです。その人物はおやつをくれるいい人だと学習していくでしょう。
すぐ効果が出る訳ではなく、辛抱強く対応していく必要があります。
なお、どうしても合わない犬がいたりもします。
無理そうだと思う時は、近づかないようにするのも手です。

無駄吠え3:不安吠えへの対策

徐々に飼い主の見えない時間を増やす。
犬が飼い主の見えない時間、どれくらい吠えずにいられるかを確認します。
例えば1分だとしたら、まずは吠えるよりも早い50秒くらいで姿を見せてあげましょう。
吠えなければ褒めてあげます。
そして徐々に姿を見せない時間を伸ばしていきます。
いきなり次は1時間後とかに伸ばすことはせず、初めは数秒伸ばす程度でいいです。(50秒→55秒→60秒といった具合)
飼い主がいなくなる→吠えない→戻ってくる→おやつがもらえる
といった具合で学習させていきましょう。
経過を見て、いけそうかなと思えて来たら徐々に時間を伸ばしていきましょう。

飼い主のNG行動

怒鳴る、体罰はやめましょう。
怒鳴っても犬はわかりません。
体罰は飼い主への恐怖を強めます。
どちらも犬との信頼関係を壊しかねない危険行為です。

終わりに

犬のしつけは時間がかかります。
犬の無駄吠えは特にメジャーな問題行動です。
辛抱強くしつけをして犬との生活を充実したものにしましょう。
うちのチワワは要求吠え、不安吠えは全然しません。
警戒吠えはまだしつけの途中です。
どうしても合わないのだろうという犬がいたりもしますが、チワワの警戒心の強さは相当です。
中には性格が穏やかな子もいますが、チワワを飼われる場合は吠える犬だと覚悟した方が良いです。

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