[一人暮らし飼い主解説]子犬の夜鳴き対応と対策~ペットカメラで様子を見つつ無視せよ

しつけ
本記事を読むとわかること
・迎えた直後の夜鳴きへの対応と対策
・迎えて一週間以上経っている夜鳴きへの対応と対策

子犬を迎えた後、夜鳴きに悩まされていませんか?

夜鳴きは犬にとって自然な行動かもしれませんが、飼い主の眠りを妨げたり、近所迷惑になったりします。

一刻も早く夜鳴きを治したいでしょう。

しかし、子犬に夜鳴きをやめさせようと構ったりしてしまうのはよくありません。

我が家も子犬チワワを迎えた後は、例外にもれず夜鳴きに悩まされました。

夜中に起こされ、その鳴き声でご近所さんが押しかけてこないかとビクビクしていたものです。

しかし、きちんと対処、対応することで次第に夜鳴きをしなくなりました。

本記事では、子犬の夜鳴きへの対応・対策を、一人暮らしで子犬チワワを飼っている私目線で紹介します。

この記事を書いている人
チワワを飼って3年以上(2020/6/7誕生、雄、生後1年後に去勢済)。一人暮らし。愛犬に芸を教えたり、いろんなところに連れて行ったりしている。

チワワの飼い方のまとめを下記記事で紹介してます。

夜鳴きの原因

子犬の夜鳴きの原因は大きく2つのパターンがあります。

迎えた直後の場合_不安、寂しい

パターン1は迎えた直後の場合です。

この場合、ほぼ間違いなく原因は不安、寂しさです。

知らない場所、知らない人。

新しい環境に慣れず、夜鳴きをしています。

迎えて1週間以上経っている場合_なにか要求をしている

パターン2は迎えて1週間以上経っている場合です。

新しい環境に慣れ、不安や寂しさが薄くなってきたにも関わらずに夜鳴きをしている。

この場合、子犬はなにかを要求している可能性が高いです。

こういう要求をしているかもしれない
・遊びたい
・飼い主に会いたい
・ケージから出して欲しい
・トイレがしたい
・トイレが汚いから掃除して欲しい
・暑い、寒い

夜鳴きの対応と対策

夜鳴きをどうやったらやめさせられるのか?

夜鳴きをしているときはどうすればいいのか?

について触れていきます。

迎えた直後の場合

対応は「無視」

迎えた直後に夜鳴きをしている場合、対応は無視をすることをおすすめします。

鳴いていても、

様子も見に行かない

姿も見せない

声もかけない

完全なる無視。

えぇ?冷たくない?

と思うかもしれません。

しかし、これは王道の対応です。

無視する理由

夜鳴きに対して何かしてあげることは、

夜鳴きをしている最中にアクションを起こすと、夜鳴きをすればまたそのアクションが起こる。

と子犬が学習してしまうリスクがあるからです。

つまり、

夜鳴きをする→心配して様子を見に来てくれる→夜鳴きをする→心配して様子を見に来てくれる

の無限ループが完成します。

さらに悪いことに、夜鳴きの大きさや頻度は強化されていくでしょう。

さっきは来た。今度も来るはずだ。

もっと大きな声で呼ばなければ!

こうなるわけです。

対策は「慣れるまでおとなしく待つ」

迎えた直後の対策は、おとなしく待つことです。

ただ子犬が現環境に慣れるのを待ちます。

夜鳴きに対して、怒ったりするのは怖がらせるだけなので絶対にしないように。

子犬を迎えた直後、夜鳴きがあるとわかっていても現場を目の当たりにすると焦るものです。

かくいう私も知っていたのに超焦りました。

もしかしたら、明日も明後日もずっと夜鳴きが続くんじゃないか?

もし止まらなかったらどうしよう。。

犬の十戒なども読んでおきながら、迎えた数日で後悔が過ぎってしまうほどでした。

お恥ずかしい話。

子犬は迎えられて数日はほぼ間違いなく夜鳴きをします。

前述した通り、新しい環境に慣れていないからです。

飼い主も、子犬がいる新しい環境に慣れましょう。

子犬の夜鳴きに対しては無視を決め込み、おとなしく待ちます。

いっしょに寝る対応は別離不安症のリスクがある

不安、寂しいならいっしょに寝てあげれば安心するのでは?

と思う方もいるでしょう。

実際、その場だけを考えれば夜鳴きが収まる可能性はあります。

しかし、飼い主にべったりになってしまい、飼い主がいなくなると極度のストレスがかかるようになってしまう可能性があります。

別離不安症という病気で、飼い主がいなければ吠える、粗相をするといった問題行動が起きるように。

ずっといっしょに居られるわけではないので、いっしょに寝て安心させるという方法はおすすめしません。

迎えて一週間以上経っている場合

対応は「無視」

迎えて一週間以上経っている場合の夜鳴きのおすすめ対応は「無視」です。

することは迎えてすぐの対応と同じ。

むしろ、より徹底して無視をすべきです。

間違いなく何かしらの要求をしている

なぜ、より徹底して無視する必要があるのか?

なぜなら、新しい環境に慣れてきて夜鳴きをしているのは、高確率で要求をしているからです。

理由がなんであれ、夜鳴きに対して何かをすることは子犬のとって要求を叶える行為。

要求があるときは吠える、という行為を助長するリスクが大きいです。

夜鳴きをした時点で手遅れ

要求に応えることになってしまうなら、何もできないじゃないか!

と言われるかもしれません。

そのとおりです。

夜鳴きをした時点で、止めることは悪手でしかありません。

手遅れなのです。

ならばどうするのか?

夜鳴きをしないように、起きている間に対策を打つのです。

夜鳴きをしていない時に対応しよう

そうはいっても寝床を整理したい、トイレを掃除したい。

そういうときは、夜鳴きが一旦収まるまで待ちます。

夜鳴きをしていないとき、おとなしくしているときに要望が叶うと学習させましょう。

対策は「起きている間に手を尽くす」

夜鳴きはしているのは、何かしらの要望があるからです。

これらを事前に、起きている間につぶすことで夜鳴きを抑えることができるでしょう。

夜鳴きの原因は主の以下のような項目です。

それぞれ対策をみていきましょう。

こういう要求をしているかもしれない
・遊びたい
・飼い主に会いたい
・ケージから出して欲しい
・トイレがしたい
・トイレが汚いから掃除して欲しい
・暑い、寒い
起きている間に遊び疲れさせる

夜鳴きをするということは、夜鳴きをするほどに元気が有り余っています。

散歩とする。

おもちゃで遊ぶ。

起きている間に、遊び疲れさせて夜にぐっすり眠ることができるようにします。

就寝前にトイレを済ませ、シーツも変える

就寝前にトイレを済ませるしつけをしましょう。

トイレシートも新しいものに変える。

トイレが汚れていると、そこでトイレをしたくない場合もあります。

毛布、エアコンなどで環境調整

暖房器具を使用して温度調整をします。

快適に眠れるように環境をつくりましょう。

知育玩具「コング」が遊び疲れさせるのにおすすめ

ドッグフードを入れて子犬に与えれば、一人で勝手に遊んでくれるおもちゃです。

本来は、専用のおやつを中に入れて与えるのですが、ドッグフードでも大丈夫です。

コングを使えば、

ドッグフードを食べる。

遊ぶ。

を同時に、しかも勝手にしてくれるので時間のない一人暮らしには特に重宝します。

「コング」でドッグフードを詰める方法は次の通りです。
1、ドッグフードを人肌程度の温度の水でふやかします。(形が崩れて練れるくらいまで)
2、コングの底から1/4くらいまでは固形のドッグフードをそのまま入れます。
3、その上に水でふやかしたドッグフードをコングの3/4くらいまで入れます。
4、最後に固形のドッグフードで隙間を埋めます。

一番上に固形のドッグフードがあることで、フードが簡単に出てくるのでコングがいいものだとわかってくれます。

ペット見守りカメラで「無視」しつつ様子を確認しよう

様子も見に行けないなんて不安!

わかります。

もしもの場合は確かにあります。

そんなあなたにペットカメラ。

かくいうわたしも心配性なので購入しました。

ペットカメラを使用すれば、なんと完全無視をしているのに一方的に子犬の状態を確認できます。

子犬はカメラなんてわかりませんからね。

夜鳴きだけでなく、お留守番をさせている時にも様子を確認できます。

一人暮らしで子犬が心配!という方は重宝しますよ。

高いのを買わなくても4000円くらいで十分な性能があります。

体調不良の場合には無視せず病院へ

夜鳴きの対応は無視が王道ですが、体調不良の時は当然無視せずに動物病院直行です。

無視と様子見が同時にできるペットカメラを使用することをおすすめします。

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