子犬の甘噛みのしつけ方!方法とNG行動とは?

しつけ

愛犬の甘噛みをどうにかしつけたいけど、方法がわからない、NG行動はあるの?と不安。。
今回の記事では、そんな悩みを抱える方向けに甘噛みのしつけ方法を紹介します。

甘噛みとは?

犬が、人や物にじゃれるように軽く噛みつくことを「甘噛み」といいます。
全力で噛みつくのではなく、加減して噛んでいますのでそれほど痛みはありません。

なぜ甘噛みするのか?

  • 口の中がむず痒い

子犬のころは、乳歯から永久歯に生え変わる過程で口の中がむず痒くなるため、手近なものを噛むことで抑えようとしています。

  • 遊んでいる

甘えたかったり、興奮したり、遊びのつもりで噛んでいます。

  • ストレス発散

散歩不足や飼い主とのコミュニケーションが足りておらず、噛むことで抑えようとしています。

放っておいたらどうなる?勝手に治るの?

しつけをせず放っておいた場合、悪化する可能性が高いです。
放っておけば、犬は「これは噛んでいいものなんだ」と学んでしまうからです。
力加減もわからず、いずれ「本気噛み」と呼ばれる加減をしない攻撃へとなってしまいます。
成犬になれば勝手に治るかも、と高を括らずにきちんとしつけましょう。

しつけ方

環境作り

噛んでもいいものを犬の手が届くところに置かないようにしましょう。
当たり前で簡単なようですが難しいです。
なんでも噛むと思って対策することがコツです。
落ちているものがない、ケーブルなどは当然ですが、ゴミ箱なども自分で倒して中をあさったりしますので注意です。
見落としがちなのが地面、壁。マットの接合部など何か端的なところは的です。
犬のスペースは組み立て式ケージで囲むなどすると環境を作りやすいです。
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ストレスを溜めさせない

散歩やコミュニケーションを増やして愛犬のストレスを溜めさせないようにしましょう。
また、噛んでいいもの(おもちゃなど)を用意しましょう。
噛みたい欲求は犬の本能としてあるので、全部噛んではダメもストレスが溜まります。
これは噛んではダメ、これはいいと教えてあげましょう。

おもちゃを使う

噛んでいいおもちゃを用意して欲求を満たしてあげます。
また、おもちゃを使って我が家で実施した方法を紹介します。30cmくらいの長いおもちゃを用意します。
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引っ張りっこして遊んであげます。
すると、徐々におもちゃを持っている手の方を噛んできます。
手を噛まれた、もしくは手に歯が当たったら「NO!」と言っておもちゃを取り上げて遊ぶのやめましょう。
飼い主は愛犬の目の届かない場所に移動できればベストです。
また、愛犬は他に遊べるものが周りにない状況にしておきましょう。
そして1分くらいしたら戻ってきてなにもなかったように遊びを再開しましょう。
これを繰り返すことで、手を噛むと遊びが中断される、つまらない環境になってしまうと覚えていきます。

知育玩具を使う

一緒に遊んであげられない時、役に立つものがあります。
コングという知育玩具です。
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これは、中におやつを入れることができるおもちゃです。
そのおやつを取るために愛犬が頑張り(遊び)ます。
コングには中に入れる専用おやつがありますが、ドッグフードをふやかして入れてあげるとよいでしょう。
作り方は次の通りです。
1、ドッグフードを人肌程度の温度の水でふやかします。(形が崩れて練れるくらいまで)
2、コングの底から1/4くらいまでは固形のドッグフードをそのまま入れます。
3、その上に水でふやかしたドッグフードをコングの3/4くらいまで入れます。
4、最後に固形のドッグフードで隙間を埋めます。
一番上に固形のドッグフードがあることで、ごはんが簡単に出てくるのでコングがいいものだとわかってくれます。
その後、ふやかした層を頑張って取ろうとするので遊び疲れてストレス発散してくれます。
最後の底の部分は舌が届かないのでゴングを転がして固形のドッグフードを食べます。

NG行動

体罰、大声で叱る

叩く、怒鳴るなどの恐怖を植え付ける行動はNGです。
恐怖心が強くなると防衛のため、行動が悪化する可能性があります。

一貫性がない

家族がいる場合は対応は統一しましょう。
色んな人が別々のしつけをすると愛犬が混乱します。
やってはいけないことと認識できずに行動が悪化する可能性があります。

要求に答える

おもちゃで遊んだりしている時に噛まれたからといって、しょうがない、とそのままおもちゃを愛犬にあげてしまってはいけません。
噛めばもらえると覚えてしまい、行動が悪化する可能性があります。

おわりに

甘噛みは子犬のときにしつけなければ成犬になった時に噛み癖がついてしまうかもしれません。
しつけには根気がいりますが、しっかりしつけをして愛犬との生活を充実したものとしましょう。

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