犬のしつけ、犬の基本指示「おすわり」「まて」などの教え方編!

しつけ
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本記事を読むと、犬の基本指示(「おすわり」「まて」など)の教え方がわかります。
我が家の犬に実際に教えた方法で、大体はすぐできるようになりました。

(*)本ブログでは我が家で飼っているチワワ(2020/6/7誕生、雄、生後1年後に去勢済)を基にしています。本記事は一例の参考となりますことをあらかじめご了承願います。
基本指示(初級)
アイコンタクト
トイレ
ダメ
おすわり
まて→よし

アイコンタクト

飼い主の目を愛犬が見る指示です。

第1段階

  1. おやつを手に持ってください。
  2. おやつを飼い主の眉間少し下に持っていきます。
  3. 愛犬がおやつを通して飼い主の目の方を向いたら愛犬の名前を呼びます。
  4. おやつをあげて褒めてあげます。

これを繰り返します。
これによって、「愛犬の名前を呼ぶ」「飼い主の目を見る」と覚えていきます。

第2段階

  1. おやつなしで愛犬の名前を呼びます。
  2. 愛犬が飼い主の目を見る。
  3. おやつをあげて褒めてあげます。

名前を呼んでも見なければ、第1段階から教え直しです。

トイレ

トイレをするように促す指示です。

第1段階

  1. トイレをするのを待ってください。
  2. トイレをしてる最中に「ワンツー、ワンツー」と声を掛け続けてください。
  3. トイレ後、おやつをあげて褒めてあげます。

これを繰り返します。
これによって、「ワンツー、ワンツー」「排泄する」と覚えていきます。

第2段階

  1. 「ワンツー、ワンツー」と声を掛けます。
  2. トイレをしたらおやつをあげて褒めてあげます。

ダメ

やってはいけないことを教える指示です。
これは難しいです。
やってはいけないことをしている状態なら「嫌なことがある」
やってはいけないことをしていない状態なら「いいことがある」
と覚えさせることになります。
注意点は「嫌なことがある」が「恐怖」としていきすぎないことです。飼い主へ「恐怖」を覚えさせない方がよいでしょう。
怒鳴ったりせず、やり方が愛犬に合っていないような素振りが見えるようならやり方を変えることをおすすめします。
いくつかパターンがあります。本記事では我が家で実施した2パターンを紹介します。

パターン1:愛犬がなにもできない場所を用意できる場合(何もいたずらするものや遊び道具がない狭い場所:小型犬ならちょうど収まるくらいのダンボールのようなものでもいいです。密閉はダメ)

第1段階

  1. 何かやってはいけないことをしたら「ダメ!(NO!)」といって何もできない場所にとじこめてください。
  2. 吠えたり、暴れたりするかもしれませんが、飼い主は相手をせずに放置してください。
  3. 愛犬が落ち着ちつくまで待ちます。落ち着いてからまた数分待ちます。
  4. 何事もなかったかのように愛犬を開放します。
  5. 開放したあと、やってはいけないことをしなければおやつをあげて褒めてあげます。

こうすることで、やってはいけないことをすると、退屈な場所に閉じ込められる。
やってはいけないことをしなければおやつがもらえると覚えます。

第2段階

  1. 何かやってはいけないことする一歩前の状況になったとします。
  2. 見守ります
  3. やってはいけないことをしなければおやつをあげて褒めてあげます。

パターン2:愛犬がなにもできない場所を用意できない場合(外など)

第1段階

  1. 何かやってはいけないことをしたら「ダメ!(NO!)」といって愛犬の鼻にデコピンをしてください。
  2. その後、やってはいけないことをし続けなければおやつをあげて褒めてあげます。

第2段階

  1. 何かやってはいけないことする一歩前の状況になったとします。
  2. 見守ります
  3. やってはいけないことをしなければおやつをあげて褒めてあげます。

こうすることで、やってはいけないことをすると、嫌な目にあう。
やってはいけないことをしなければおやつがもらえると覚えます。

おすわり

愛犬が座る指示です。

第1段階

  1. おやつを手に持って愛犬に見せます。
  2. おやつを持った手を愛犬の頭の上へと移動させます。(愛犬が届かない位置)
  3. おやつを目で追う愛犬は自然と座っておしりを地面につけます。
  4. 地面におしりがついた瞬間に「おすわり」といいます。
  5. おやつをあげて褒めてあげます。

これを繰り返します。
これによって「おすわり」と言われて座ったらおやつがもらえると覚えます。

第2段階

  1. おやつなしで「おすわり」と声をかけます。
  2. おしりを地面につけたらおやつをあげて褒めてあげます。

まて→よし

「まて」で愛犬が待ちます。「よし」で愛犬が行動を起こします。
愛犬のご飯時に教えるのがよいでしょう。

第1段階のみ

  1. 愛犬を「おすわり」させます。
  2. 「まて」といいます。
  3. ごはんの入った器を高い位置で持ちます。
  4. おすわり状態を維持できていればおやつをあげて褒めてあげます。
  5. おすわり状態が維持できずに動いてしまった場合、ごはんの器を隠します。1に戻ります。
  6. 徐々にごはんのうつわを地面に下げていきます。
  7. おすわり状態を維持できていればそのまま地面に置きます。
  8. おすわり状態が維持できずに動いてしまった場合、器を高い位置に戻します。6に戻ります。
  9. 「よし」といいます。動いて食べてくれれば成功です。

大好きなごはんが食べられるまでの流れとして教えるやり方です。
きちんと待っていればごはんが用意される。
動いてしまっているとごはんが遠くに行ってしまう!
と覚えます。

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