犬のかわいい芸、「とってこい」の教え方!できない理由とできるようになるコツとは?

ペット

ボールを投げても知らんぷり、取りに行ったまま戻ってこない、ボールを離さない。と全然うまくいかない。。。そもそも教え方からわからない。大丈夫です!私も愛犬ジーニーも最初はそうでした!きちんとステップアップして訓練していけばできるようになります。
本記事では、「とってこい」(もってこい)の教え方を画像付きでわかりやすく紹介します。できない理由とできるようになるコツもまとめたので愛犬に教える参考にしてください。

この記事を書いている人
チワワのジーニーを飼って3年以上。一人暮らし。愛犬に芸を教えたり、いろんなところに連れて行ったりしている。

「とってこい」とはどんな芸?

飼い主が投げたものを犬に追いかけさせて持ってこさせます。ボールを投げるのが一般的。
↓我が家のジーニーが「とってこい」をする様子↓

「とってこい」の教え方

1.犬に首輪とリードをつける

犬を制御できるようにします

2.ボールを短く転がす

すぐ近くでいいです

3.ボールを咥えるのを待つ

自発的に咥えるまで待ちましょう

4.ボールを咥えたらリードを引っ張って飼い主のもとに犬を戻ってこさせる

咥えたらリードを引っ張ります

5.おやつをあげて褒める

おおげさに褒めてあげます

徐々にリードを引っ張る力を弱めていき、犬が自発的に戻ってくるように慣れるまでコレを続けます。戻ってくるようになったら首輪とリードを外しましょう。

6.合図を教える

ボールを短く転がして、犬がボールを取りに動いたら「とってこい」と合図します。

7.距離を伸ばす

ボールを転がす距離にを徐々に長くして、最終的に投げましょう。
ボールを取りに動いている間、持って返ってくる間、言葉で褒め続けてください。

これができない!理由と対処法

ボールを取りに行かない、咥えない

乗り気じゃない

ジーニー「いま、ボール取ってくる気分じゃあらへん。。

「とってこい」に対してやる気が出ないのです。犬の性格によってはそもそも好きではない場合もあります。こういうときは、まず犬のテンションをあげましょう。愛犬が大好きな遊び、追いかけっこの様な体を動かすものが効果的。飼い主側もテンション高く遊んであげると愛犬は同調しやすいです。

何をしているのかわかっていない

ジーニー「……?ボールをどないせえっちゅうねん?

ボールをどうすればいいのかわかっていません。転がるボールをただ見てるだけの場合はコレかも。こういうときは、ボールを咥えることから教えましょう。目の前にボール置いて、咥えたら褒めておやつをあげてください。ボールを咥えることがいいことだと学習していきます。

ボールに興味がない

ジーニー「別にあのボール、取りに行くほど好きじゃあらへんな

ボールに追いかけるほどの魅力を感じていません。こういうときは、ボールにこだわらず、大好きなおもちゃを投げて持ってこさせる方がいいでしょう。それでもボールがいい!という場合は、ボールが近くにあるといいことがある(おやつがもらえるなどといったこと)、といったことを繰り返し、まずはボールを好きになってもらう必要があります。もしくは形や色が違うボールに変えて、愛犬の好みのボールを探そう。

ボールを取りに行ったが戻ってこない

ボールを手に入れて満足した

ジーニー「うっひょー!!ボール手に入れたでー!このまま遊び倒したる!」

これはボールを持って飼い主のところへ帰ることに、ボール以上の魅力を感じていないということです。こういうときは、飼い主にボールを持っていくともっといいことがある、と教えましょう。ボールより好きなおやつ、おもちゃをご褒美にします。ボールが一番好きな場合は、他のものを投げて、ボールをご褒美にしてください。

他の興味があるものを見つけた

ジーニー「よし!ボール捕まえたで…ん?あれはなんや?ちょっといってみよ

ボールを取りに行って、その途中でもっと興味があるものを見つけて帰ってこない場合です。こういうときは、他に興味が映らない環境で実施しましょう。いつもいる見慣れた部屋などで訓点してください。

ボールを取ってきたが、ボールを離さない

ボールを離したらもう戻ってこないと思っている

ジーニー「このボールはワイのや!絶対離さへんで!」

ボールを離したらもう返ってこないと思っています。だから離してくれません。こういうときは、おやつや他のおもちゃで気を引いて一旦放させます。それでも放さない場合は、口元でボールを持ったまま、放すまで待ち続けてください。そのうち、疲れて放してくれます。放したらおやつをあげます。そして、すぐにボールを返してあげてください。放せばご褒美がもらえる、そしてボールも返ってくる、と学習させます

教える際のコツ

少しでもできれば褒めてあげる

完璧に芸ができるまでは時間がかかります。
完璧にできたら褒めてあげるのではなく、最初は少しでも素振りがあれば褒めてあげることで、徐々に「いいことなんだ」と学習していきます。

短時間で実施する

犬の集中力は5分程度と言われています。
長いこと訓練を実施しても効果は薄いので気長に、根気強く実施していきましょう。

合図を出すタイミングをつかむ

初めは犬がして欲しい行動を取った瞬間に合図を出します。
何度も合図を連呼したりすると、どの行動が合図なのかわからずに犬は混乱します。
ここぞというタイミングでのみいいましょう。

集中できる場所でやる

犬が他のモノに気移りしない環境で実施しましょう。
いつもいる慣れている部屋、見慣れないモノがおいていないなど集中できるようにしてあげましょう。

NG行動

無理やりボールを取る

力づくでボールを取り上げないようにしましょう。犬が攻撃性を出してしまう場合があります。また、どんどんボールを放しにくくなっていきます。自発的に放すまで待ってください。

芸を教える時に使うおすすめのおやつ

芸を教える際には一口で簡単に食べられるおやつがいいです。ちぎって小さくできるおやつであればよりいい。大きなおやつを上げても小さなおやつをあげても犬は一回として認識しているので、小さく多くあげましょう。
我が家で使いやすかったものを以下の記事で紹介しています。

教えるメリット

「とってこい」はその動作に多くのメリットがあります。ボールを取りに走ることは犬にとっていい運動になり、ボールを返すことは咥えたものを放す訓練になります。遊びの幅が広がり、犬との信頼関係も強化。飼い主はボールを投げるだけなのでとっても楽です。

まとめ

本記事では、「とってこい」(もってこい)の教え方を画像付きでわかりやすく紹介しました。「とってこい」を覚えて犬との生活をより楽しくしちゃいましょう!

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