犬がお気に入りのおもちゃを咥えたまま離してくれない。。
無理に取ろうとすると唸ってしまう。
おとなしく離してもらうようになって欲しい。
本記事ではそんな方向けに「ちょうだい」(犬が物を離す)の教え方をうちのチワワに教えた方法を紹介します。
「ちょうだい」を教えるメリット
持っているおもちゃを大人しく離してくれる。
遊び始めたのはいいものの、興奮して離してくれなかったり、遊びを終わりにしたいのに離さないので、もうおもちゃを回収しなくていいか、と諦めなくて良くなります。
誤飲の危険が下がる。
犬は本能的に気になったものは口に入れます。食べてはいけないものを口に含めてしまい、やばいと思った時に「ちょうだい」を冷静に指示することで大人しく渡してくれるようになります。
物の破壊の危険が下がる。
犬はおもちゃ以外も興味を持ったら噛んで遊んでしまいます。
あなたのスマホをおもちゃと思って遊び始めるかもしれません。
「ちょうだい」を教えていなければ、返してもらえず破壊される可能性も。
「ちょうだい」の教え方
訓練用のおもちゃを用意します。
長さのあるロープ状のものがおすすめです。
なければただのおもちゃに紐を結んで長さを傘増ししたものでも代用できます。
おやつも用意します。
すぐおやつを出せるようにスタンバイしますが、犬にはおやつが見えないようにしてください。
- おもちゃ(ロープ)の端を持って犬におもちゃを与えます
- 犬がおもちゃで遊び始めたらおもちゃを手繰り寄せて犬の口元でおもちゃを持ちます
- 犬におやつを見せます
- 犬がおやつに気を取られておもちゃを離した瞬間に「ちょうだい」と言います
- 褒めておやつをあげます
これを繰り返すことで、「ちょうだい」が口に咥えているものを離すことと学習していきます。
・おやつを見せても離さないときは
犬にとっておやつよりもおもちゃの方がいいという認識になってしまっているので、さらに大好きなおやつでも試してみましょう。
それでもダメな場合は離すまでひたすら待ちましょう。
犬が咥え疲れてそのうち離します。
離した瞬間に「ちょうだい」を言って褒めます。
無理に奪い取ってはいけません。次は奪われないようにしようと反発する力が強くなって行きます。
終わりに
「ちょうだい」を教えることによってより楽しくおもちゃ遊びができるようになります。
加えて、咥えて欲しくないものも安全に離してもらうこともできるようになります。
犬との生活が充実したものとなるしつけなので是非教えてみてください。
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