公園や外でブラッシングすると法律違反!?犬アレルギー飼い主のブラッシング方法(チワワ)

ペット

自宅でチワワをブラッシングしていると、その抜ける毛の量にうんざりするでしょう。

そんな時、

公園や外でブラッシングしていいのかな?

と考えたことはあるのではないでしょうか?

でも、周りに迷惑かもしれないし、実際どうなんだろうって不安になりますよね。

散歩に行くと、たまに公園でブラッシングしている人もいるし、多分大丈夫なのかな~っ程度の認識ではないでしょうか?

本記事を読むとわかります
・公園や外でブラッシングをしていいのか?
・公園や外でのブラッシング方法
・自宅でのブラッシング方法
この記事を書いている人
チワワを飼って3年以上(2020/6/7誕生、雄、生後1年後に去勢済)。一人暮らし。愛犬に芸を教えたり、いろんなところに連れて行ったりしている。

チワワの飼い方のまとめを下記記事で紹介してます。

公園や外でブラッシングをしていいのか?

法的には”周りの人間に迷惑をかけなければ”いい

簡潔に結論をいうと、

周りの人間に迷惑をかけなければいいです。

曖昧ですね。

動物愛護管理法の第十二条の三で以下のように触れられています。

第十二条 法第二十五条第一項の環境省令で定める事態は、次の各号のいずれかに該
当するものが周辺地域の住民(以下「周辺住民」という。)の日常生活に著しい支
障を及ぼしていると認められる事態であって、かつ、当該支障が、複数の周辺住民
からの都道府県知事に対する苦情の申出等により、周辺住民の間で共通の認識とな
っていると認められる事態とする。
一 動物の飼養又は保管に伴い頻繁に発生する動物の鳴き声その他の音
二 動物の飼養又は保管に伴う飼料の残さ又は動物のふん尿その他の汚物の不適
切な処理又は放置により発生する臭気
三 動物の飼養施設の敷地外に飛散する動物の毛又は羽毛
四 動物の飼養又は保管により発生する多数のねずみ、はえ、蚊、のみその他の衛
生動物
(飼養又は保管の許可を要しない場合)

動物愛護管理法の法令・基準等より引用

つまり苦情がでなければいい、ということにはなるのですが。。

何が苦情の原因、迷惑となるのか判断がつきづらいですよね。

ということで、次の項目で具体的に触れていきましょう。

「迷惑」の具体例:毛はゴミであり、有害物質

・毛はゴミ
・犬アレルギーの人には有害物質

考えられそうな理由は主に次の2つです。

・毛はゴミ

ふわふわ舞っている毛なのでイメージが湧きづらいかもしれませんが、毛はゴミと変わりません。

そこらへんに落ちている紙くずと同じです。

それを公園などの人目の付くところでポイポイ捨てていたら、よくないですよね。

ただ、しばらくすると宙になって霧散、ゴミとして認識度が低いので見過ごされがちではあります。

どれくらいなら迷惑と認識されるのか?

見る人によります。

人によっては、ちょっとだけでもキレ散らかす人もいるでしょう。

怒られている人、怒っている人はなかなか見たことはありませんが。

・犬アレルギーの人には有害物質

犬アレルギーの人にはアレルゲンを公園で散布されているのですから、たまらないです。

重いアレルギー症状を持っている方は命に関わることもあるので、とても迷惑でしょう。

散歩するだけでも毛は舞っているでしょうが、わざわざ毛を巻き散らかされたらモノいいたくなる可能性は高いです。

法律違反になる場合と処罰

公園でブラッシングをしている!

現行犯逮捕!なんてことにはもちろんなりません。

まず、周辺住人からの苦情を受けた都道府県知事から「勧告」がくる。

この「勧告」を無視して、是正するように命令されても直さなければ、50万以下の罰金だそうです。

【公園など外で犬の毛のブラッシングをすると法律違反?】TBS「林先生が驚く初耳学」で取り上げられました!!毛のブラッシング以外にもこんな行為が処罰対象に!? | アトム市川船橋法律事務所弁護士法人 本部 | 市川船橋で弁護士をお探しなら (ichifuna-law.com)

公園や外でブラッシングすることはおすすめできない

上記で紹介したとおり、周りに迷惑になったと判断される場合はNGという、自分ではコントロール不能なものに賭けることになります。

少なくとも、迷惑だと感じる人はいても、感謝する人はいない。

何も言われなくても、周りの人はいいように思っていない可能性もあります。

公園や外でブラッシングするのは、トラブルの種をまいていることを認識しておきましょう。

ちなみに、いぬのきもちHPでの調べによると、「公園などの公共の場で愛犬のブラッシングをすることに『賛成/反対』どちらであるか」のアンケート結果は「反対」約8割だそうです。

公園などで飼い主さんが犬を「ブラッシング」…賛成 or 反対!? |いぬのきもちWEB MAGAZINE (benesse.ne.jp)

公園や外でのブラッシング方法

公園や外でブラッシングすることは、トラブルの種なのでおすすめしないと書いてきました。

しかし、多少リスクをとってでも外でやってしまいたいという人は以下に注意してブラッシングすることをおすすめします。

早朝にブラッシングをする

人目の少ない時間帯を選びましょう。

早朝は比較的、人は少ないです。

人がいる場合ももちろんあるので、周りをみつつやりましょう。

人の少ない場所を選ぶ

人の多さは公園によっても全然違います。

散歩で人が集まる公園なのか、いつが多いのかを確認しましょう。

ベランダがあるなら、自分の家のベランダでもいいでしょう。

毛を持って帰る

ブラッシングをして出た毛は、できるだけ持って帰る方が印象はいいです。

前述したとおり、毛は「ゴミ」ですから印象は段違いでしょう。

自宅でのブラッシング方法

公園や外でブラッシングしないとなれば、自宅でするしかないです。

ここでは自宅でにブラッシング方法に触れていきます。

詳しいチワワのブラッシング方法についてはこちらの記事で紹介しているのでご参考ください。

参考記事
準備中

ブラッシングしながら毛を吸引!グルーミング掃除機を使う

ブラシと掃除機が一体になった機器、グルーミング掃除機というものがあります。

ブラッシング、カットをしつつ、抜けた毛をそのまま吸引してくれる便利なアイテムです。

ブラッシングした後、床をコロコロで掃除。

舞い上がった毛を部屋から出すための換気。

これらの手間をなくすことができます。

Amazonのグルーミング掃除機へのリンク→Neakasa P1 Pro

風呂場やベランダでする

ブラッシングを行う特定のエリアを設け、そのエリアでのみブラッシングを行うことで、毛の飛び散りを制限できます。

例えば、風呂場やベランダで行うと、他の部屋への毛の移動を最小限に抑えることができます。

ベランダで行うときは、毛が外に舞っていかないように注意しましょう。

近隣住民の苦情が出ると、法に触れる可能性があります。

湿らせたタオルで軽く犬を拭く

ブラッシングの前に、湿らせた布を使って犬の被毛を拭くことで、抜け毛が飛び散ることを抑えることができます。

湿らせた被毛は静電気が発生しにくくなり、飛び散りを防ぐ効果があります。

空気清浄機の近くでする

抜けて舞い散った毛を、そのまま近くで吸ってくれます。

公園や外でブラッシングはリスキー。家の中で工夫してすることがおすすめ

公園や外でブラッシングしていいのか?

公園や外、家でブラッシングする方法について述べてきました。

結論としては、苦情を受けやすい公園や外でのブラッシングはおすすめできないというものでした。

自宅で毛を舞い散らせたくない気持ちもわかりますが、それは他人も同じということです。

外でする場合は周りへの配慮を忘れないようにしましょう。

自宅で、グルーミング掃除機を使う、風呂場でする。などの工夫をしてブラッシングをしやすい環境を探すことをおすすめします。

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