犬の芸、「ふせ」の教え方編!初心者でもわかりやすく画像で解説!

ペット

愛犬が「ふせ」をできるようにしたい!けど教え方がわからない。。
本記事では、そんな方向けに、「ふせ」の教え方を画像付きでご紹介します。
きちんとステップを踏んで教えれば、できるようになりますので諦めずに根気強く教えていきましょう!

「ふせ」とは

愛犬が「ふせ」の合図で、前足を伸ばし、後ろ足をたたみ、お腹を地面につける状態になることです。

 

「ふせ」を教えるメリット

・犬の行動の制御
・犬を落ち着かせられる
・犬が楽な姿勢をとれる
・犬との信頼関係の強化
「ふせ」を教えることで、犬の行動を制御できるようになります。
「おすわり」や「まて」よりも大きく犬を落ち着かせる効果が「ふせ」には期待できます。
ふせている状態からアクションを起こすには一度立つ必要があるからです。
吠えや飛び出しなどの問題行動への抑止行動として、より効果があります。
「ふせ」はおなかを地面につけているので、犬の足への負担が軽く、楽な状態となります。
また、犬が指示に従う→褒めてあげるを繰り返すことで、犬との信頼関係も強化されます。

「ふせ」の教え方

「ふせ」の格好で飼い主の足をくぐらせる

STEP1 飼い主の足でトンネルを作る

飼い主は体育座りをして膝部分で小さいトンネルスペース(愛犬がふせて通れるくらいの大きさ)を作ります。
慣れるまでは愛犬がふせなくても通れる大きめのスペースでいいです。

STEP2 オヤツをみせる

オヤツを犬に見せます。

STEP2 握ったオヤツをトンネルの真ん中へ

手におやつを握り、トンネルの真ん中に持っていきます。
オヤツを取ろうと愛犬がトンネルの中に入っていきます。

STEP3 トンネルをくぐらせる

オヤツをトンネル内で反対の手に持ち替えてトンネルの出口に持っていき、犬にトンネルをくぐらせます。

STEP4 オヤツをあげる

トンネルをくぐれたら褒めてオヤツをあげましょう。

STEP5 「ふせ」の状態をつくれるスペースにトンネルを調整

足トンネルを安定してくぐれるようになったら愛犬が「ふせ」状態になるような足トンネルのスペースに調整しましょう。

STEP6 「ふせ」の合図を出す

STEP2~3同様にトンネルをくぐらせます。
トンネルをくぐる途中で「ふせ」の状態になった瞬間に、「ふせ」と合図を出しましょう。

そして「ふせ」状態のままでオヤツをあげて褒めます。
これを繰り返します。

STEP7 「ふせ」の合図のみで実施する

STEP6が安定してできるようになったら、「ふせ」のみで合図を出しましょう。

「ふせ」ができれば成功です。
褒めてオヤツをあげましょう。

できなければ、STEP6に戻りましょう。

教える際のコツ

少しでもできれば褒めてあげる

完璧に「ふせ」できるまでは時間がかかります。
完璧にできたら褒めてあげるのではなく、最初は少しでも「ふせ」れば褒めてあげることで、徐々に「いいことなんだ」と学習していきます。

短時間で実施する

犬の集中力は5分程度と言われています。
長いこと訓練を実施しても効果は薄いので気長に、根気強く実施していきましょう。

合図を出すタイミングをつかむ

初めは犬がして欲しい行動を取った瞬間に合図を出します。
何度も「ふせ」を連呼したりすると、どの行動が「ふせ」なのかわからずに犬は混乱します。
ここぞというタイミングでのみいいましょう。

集中できる場所でやる

犬が他のモノに気移りしない環境で実施しましょう。
いつもいる慣れている部屋、見慣れないモノがおいていないなど集中できるようにしてあげましょう。

おわりに

今回は「ふせ」の教え方を紹介しました。
犬にコマンドを教える際は、ほんの少しでもできれば褒めてあげると徐々にできていきます。
完璧にできるまで根気強く訓練していきましょう。

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